新古今(しんこきん)
温故知新...。
『新古今』がお手本にしたのは、つい100年ほど前までの家づくりです。
年輪を重ね、たくましく育った木の命をありがたく頂戴し、太い柱や丈夫な梁を、匠の技で組み上げられた古民家。
親から子、子から孫へと伝えられていくうちに、思い出が幾重にも積み重なり、家と暮らしへの愛着が深まっていく...。
そんな豊かで、じつは経済的な暮らし方を現代に甦らせてみたい。
こうして誕生したのが『新古今』なのです。
懐かしいけど新しい。そんな暮らしを実現するために。
私たちに可能な限り、かつての家づくりに近い素材を集めてみました。
床や壁の色に深みがますに従って、家族の思い出も増えてくる...。
『新古今』で過ごす時間は、ただ過ぎ去るのではなく、幾重にも折り重なり、降り積もっていきます。
あるオーナー様は、自然素味のぬくもりに囲まれて子どもたちが成長するように、またあるオーナー様は、セカンドライフのステージとして、時がゆっくいと過ぎていく、この家を選びました。
さてその日常は?少しだけ、その様子を紹介します。
手本にしたのは、豊かで、じつは経済的な、かつての家と暮らし方。
いくら高い志を掲げても、現実離れした価格となれば絵に描いたモチ。
そこで『新古今』では、大幅なコストダウンが図られました。
その秘密は大きく分けて二つあります。
その一つが「一括仕入れ制」です。自然素材の家を志す仲間と、材料を一括して仕入れをすることで、木材の大幅なコストカットを実現しました。
そして二つ目が、「オリジナルブランド」の展開。
志が同じ仲間たちと、これまで出会った優れた住宅資材を「オリジナルブランド」として販売しています。
つまり、当社で家を建てるお客様はこれらの住宅材料を、いわば「卸値価格」でご利用いただけるということです。
日本の伝統的な家づくりでは当たり前のように使われいた自然由来の住宅資材も、今ではすっかり贅沢なものとなってしまいました。
そんなかつての当たり前を再びこの手に取り戻したい。
それが「新古今」に込められた、私たちの想いと願いなのです。