【ブログ】アレルギーの出にくい家って?
今回は、「アレルギーの出にくい家」についてご紹介します。
花粉症やハウスダスト、カビやダニ、
さらには化学物質によるアレルギー症状...。
現代の暮らしには、さまざまな"空気のリスク"が潜んでいます。
特に、小さなお子さまやアレルギー体質の方がいるご家庭にとって、
家の中の空気環境は、健康的な生活を左右する重要なポイントです。
そこで今回は、私たちがご提案している
「アレルギーの出にくい家づくり」についてご紹介します。

家の内装に使われる建材や接着剤には、
化学物質(ホルムアルデヒドなど)が含まれていることもあります(1)。
こうした成分が原因で、目や喉の違和感、頭痛などを引き起こす
「シックハウス症候群」は近年も注目されています。
私たちは、無垢材や珪藻土、漆喰などの自然素材を積極的に活用。
これらの素材は、化学物質の発散が少ないうえ、室内の湿度を調整し、
カビやダニの発生を抑えてくれる効果もあります。
(1)出典:厚生労働省:
科学的エビデンスに基づく新シックハウス症候群に関する相談と対策マニュアル改訂新版.pdf

空気の流れが悪い家は、
どうしても湿気やアレルゲンがたまりやすくなります。
そのため、24時間換気システムや空気清浄フィルターを適切に配置し、
室内の空気をきれいに保つことが大切です。
また、花粉の季節には、
外からのアレルゲンをシャットアウトする工夫も有効。
窓の位置や開閉のしやすさ、風の通り道など、
設計段階から細かく配慮しています。

アレルギーを防ぐためには「掃除のしやすさ」も大切です。
ホコリが溜まりにくいフラットな床、収納内部の換気、
家事動線を意識した間取りなど、
毎日の暮らしに直結する視点でプランをご提案しています。