【ブログ】基礎工事の流れ

S__121602091_0.jpg


前回基礎工事の種類についてお話したので、今回は基礎工事がどのように進んでいくのかについてお話居ていきたいと思います。

①地縄張り・ 遺り方工事

25850332_s.jpg

地縄張りとは、実際の敷地に縄や糸でを張って建物の位置を確認する作業のことです。着工後の最初の作業で、とても重要です!
その後杭などを打ち、建物の位置や基礎の高さを確認する遺り方工事を行います。




②掘削工事


S__121364515_0.jpg

重機などを使用して、基礎の地盤の高さまで掘るのが掘削工事です。根切りともいわれています。




③砕石敷きと転圧



根切りをした後に、砕石という細かい石を敷き詰め、ランマーという機械で転圧していきます。
転圧することで砕石の間の空気を抜き密度が高まり、地盤をしっかりと固め沈下しない基礎を作り上げていきます。




④捨てコンクリート



S__121364502_0.jpg


建物の外周部に基準線を描いたり作業をしやすくするためにコンクリートを流します。このコンクリートを「捨てコンクリート」と呼びます。
捨てコンクリートは建物の強度には関係ありませんが、工事を進めやすくする大切な作業です。




⑤基礎配筋



S__121364492_0.jpg


住宅の基礎は鉄筋コンクリートで作られており、内部に鉄筋を組むことを基礎配筋といいます。
配筋は基礎の寿命や強度にも関係してくるため、太さや位置など様々なルールに則り施工していきます。




⑥型枠、コンクリートを流す



S__122724408_0.jpg


型枠はコンクリートが漏れ出ないように、基礎の外側に取り付ける木製や鉄製の枠のことです。
型枠をした後に、土台と基礎を固定するための「アンカーボルト」を設置し、コンクリートを流していきます。
コンクリートを流した後、固めるために一定期間養生をします。




⑦仕上げ



S__121602091_0.jpg


養生機関後に型枠を外し(脱型)、ひび割れや仕上がりの状態の確認をしたら基礎工事完了です!


基礎完成✨

その他の工事についてもこれからいろいろ書いていきたいと思います♪

【ブログ】東京へ研修へ行ってきました!

こんにちは。
7月8日、9日と東京へ営業の研修へ行ってきました。

これから金利がどうなっていくのか、お客様が後悔しない家づくりをするためには何を伝えなくてはならないのか。
2日間とても濃い内容の勉強会でした。

学んだことを活かして、これからも日々精進して参ります!

【ブログ】基礎工事とは?

今日は基礎工事についてお話です。

S__95764512.jpg

まず、基礎工事とは?
地面と建物のつなぐつなぎ目の役割を果たす『家づくりの土台』となる基礎を造るための工事のことです!
地震にも強い、安心して住み続けられる住宅を建てるために、基礎工事はとても重要な要素なのです。


基礎工事はいろいろな種類があります。
一つ目が、地盤が柔らかい・弱い際に用いられる「杭基礎
二つ目が、固く・しっかりした地盤に用いられる「直接基礎」です。

直接基礎にはさらに「ベタ基礎」、「布基礎」、「独立基礎」の3つに分けられます。

基礎図.png

ほとんどの住宅建設で採用されている直接基礎の中の3つの基礎の種類について紹介していきます。

1.べた基礎            

ベタ基礎は、建物などの全面を板状の鉄筋コンクリートにした基礎を言います。


ベタ基礎.png


他の基礎に比べて、基礎底面の施工面積が増えるのでコストはかかりますが、大きな面で荷重を分散させ地盤に伝えることができ、不同沈下に対する耐久性や耐震性を増すことが可能になります。
また、底面をすべて鉄筋コンクリートで覆うので防湿対策にもなることが利点です。




2.布基礎            

布基礎も、一見全面がコンクリートで覆われるので、ベタ基礎と同じように思えますが、住宅を支えるのは立ち上がっている部分のみです。
鉄筋もここだけに入っていて、ベタ基礎が面で建物を支えるとしたら、布基礎は点で支える構造になります。


布基礎.png


床部分に鉄筋を使わないのと、コンクリートも薄いためコストを抑えられることが利点ですが、ベタ基礎よりも地盤に接する面積が小さいため、耐久性ではベタ基礎に比べ不利です。また、床下のコンクリートが薄いため、湿気やシロアリの被害を受ける可能が上がります。




3.独立基礎            

独立基礎とは、単独の柱の下に設けられ、その柱だけを支持する基礎のことです。


独立基礎.png


独立フーチング基礎や、単独基礎などとも呼ばれ、
戸建ての住宅では傾斜地に建設する場合や、玄関ポーチの独立柱、ウッドデッキなどに用いられます。




一言に基礎といっても、少しずつ異なりそれぞれのメリット・デメリットがありますね。
家を建てる地域の気温や地盤などによって適した基礎が異なるので、相談しながら土地に合う基礎を選ぶことをおすすめいたします。

ブログを始めました!

2024.04.09
こんにちは。
この度ホームページ内でブログを始めました!
現場で起こったことや、お家づくりに役立つ情報などなど、たまには雑談も交えてお届けしていきたいと思います!

知って得する魔法の「小冊子」限定プレゼント無料

  • 小冊子
  • イベント